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毎月ある季節のお風呂 7~9月編


季節湯とは、季節(旬)の植物をお風呂に入れ、

体を温めアロマ効果を感じる入浴法の事です。お風呂タイムでリフレッシュでき、

「季節を肌で感じられるお風呂」と日本文化として四季を毎月楽しめます。

今回は月ごとにある季節の7~9月のお風呂をご紹介させて頂きます。

 

7月 桃湯…「夏の土用は桃湯に入る」という江戸時代から親しまれてきた習慣があります。

桃は魔よけの力を持つと言われ、景気払いの意味を含めて桃の薬湯風呂に入りましょう。

桃の葉にはタンニンによる消炎・解熱作用や

毛穴をキュッと引き締める収れん効果がある為、

強い紫外線による日焼けや、あせも・しっしん・虫刺され等

桃湯はトラブルの多い夏の肌にとても効果的です!

 

8月 薄荷湯…薄荷(はっか)には血行促進や保温などの体を温める効果があります。

体を温め一方で入浴後の発汗が少なく、汗がさっと引くので夏の風呂にはピッタリです。

夏バテの回復や冷房による冷え性、疲労回復などに最適です。

保温効果が高く夏冷えを解消し、お風呂上りをさらさらにする

湯上りスッキリ爽快な薄荷湯に入りましょう!

 

9月 菊湯…9月9日は、「菊の節句」または「重陽の節句」です。

菊は厄を払い、長寿を得る妙薬といわれていたそうです。

菊にはカンフェという精油成分が含まれており、皮膚を刺激して血行を促進し、

老廃物の代謝を活発にする働きがあります。

保温効果も高く、菊湯の初秋の香りで夏の疲れをほぐしましょう!

 

温泉の恩恵を感じている日々、

季節湯を利用してさらに、贅沢な温泉にしてみませんか?

忙しい日常の合間にお風呂タイムを利用してほっと一息ついてみましょう。

 

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