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温泉の温度の違いで効果も変わる、大事な入浴温度 高温タイプ編


温泉の温度によって得られる効果が全く変わってきます。

温泉の温度について大まかに「高温タイプ」・「ぬるま湯タイプ」の2種類に分けて詳しく紹介していきます。

今回紹介する「高温タイプ」には交感神経を刺激して

身体を緊張・興奮させ「活力」を与えてくれる作用があります。

温泉の温度をさらに細かく分けてその特徴を見ていきましょう。

 

日本人が好む「高温浴」(42℃程度)

身体に刺激を与えるお湯の温度です。交感神経を刺激して神経を高ぶらせ、脈拍を速くさせます。

特に50歳以上の方の多くが、この温度のお湯を気持ちいいと感じるそうです。

ただし、交感神経を刺激すると血圧も上がるので、

高血圧症の方があまり熱いお湯につかるのは避けた方がいいかもしれません。

入浴時間の目安は42℃程度の温度で3分間。

37℃以上のお湯への入浴は「のぼせ」や「めまい」を起こすリスクを伴うだけではなく

心臓に負荷がかかるため、できるだけ「分割浴」を心がけてください。

馴染みのある温度「温浴」(39℃~41℃)

多くの方が普段ご家庭で入浴する際の温度です。

特に40℃以下のお湯には、副交感神経を刺激して精神を落ち着かせ、

リラックスさせてくれる効果があるといわれています。

日本人が気持ちいいと感じるのは温度が高めのお湯、ご家庭では41℃~42℃くらいのお湯です。

40℃以下のお湯はリラックス効果があるので、気分に応じてお湯の温度を調整してみるのもよさそうです。

入浴時間の目安は39℃~41℃の温度で10~15分間。

同じ温度のお湯であったとしてもご家庭で普段入浴されているお湯と比べて、

温泉の方がより温めてくれるという事が実証されています。

 

温度によって得られる効果が全く変わってきます。

温泉がもつ良い効果をうまく活用しながら生活していきましょう!

 

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